【初めての経験/ABC万博マラソン2014】

こんにちは!
大阪支店 河野孝広です。

先週日曜日(16日)、初めての経験をしてきました。
「ABC万博マラソン2014」ハーフマラソンを走ってきました!


大きなきっかけがあったわけではありません。
しかし年始に「何か今年も新しいことをしてみたい」と思ったので、
いくつか思いついたもののうちの一つがマラソンでした。

週に2~3度、30分ほどジョギングをすることはありました。
しかしマラソンに出ることは初めてだったので、分からないことばかりでした!

勝手がわからない中、何とか目標としていた完走を果たすことができました!
そして幸運にも、2時間を切るというおまけがついてきて、飛び上がるような気持ちになりました!

とはいえ完走できる自信やイメージがあったわけではなく、何もかもが未知。
普段の30分ジョギングの感覚を掛け算してイメージして、走り切ることだけを考えていました。
タイムについては「3時間制限」があったため、どんなペースでも時間内に走り切りたいという目標でした。

朝、会場へ近づくにつれて多くなるランナーらしき人の数。
「速そうだな」「本格的だな」「女性も多いな」「白髪のおじいちゃんもいるな」など
初めて経験する雰囲気にドキドキしていました。

更衣室ではいよいよランニングウェアの人ばかりになって、気持ちが高まりました。
上着の前後に安全ピンで、ゼッケンをつけなればいけなかったのですが、
つけなれていない私はもたつき、とてつもない素人感を漂わせていたことでしょう。

さて本番。
万博公園の競技場、スタンドには多くの応援の方がおり、
「○○ー!ファイトー!」「パパー!がんばれー」など声援があちこちから聞こえました。
天気が良くその雰囲気が余計に気持ち良く、緊張はありませんでした。

同じコースを3周走るのですが、1周目はとにかく下見のような気持ちで走りました。
コースの距離感や起伏、かかる時間やペースなどなど残り2周を見据えたものでした。

普段のジョギングと違ったところ、それは周囲にランナーがいることでした。
当然のことなのですが、それが重要だと分かりました。
周囲の人が、良いペースメーカーになること。
また自分のフォームのチェックポイントを、人のフォームから考えることができること。
人のウェアを見て「それいいな」「そういう着こなしがあるのか」など気が紛れること。
そのことがわかったことが、また初めての経験でした。

途中の給水所には「水・スポーツドリンク・バナナ」がありました。
バナナ?と思いましたが、走りながらにバナナを食べる人を見かけ、新鮮な感覚がありました。

2周目までは「完走できるかもしれない」とイメージできるほど良い調子でしたが、
いよいよ3周目に入る頃、部分的に痛みや凝りが出てきて動きづらくなってきました。
主に脚だったのですが、力加減の細かいコントロールが効かなくなる感覚でした。

坂道の傾斜は、随分長くきつくなったような感覚でした。
のどの渇きや呼吸の辛さはなかったものの、その強い疲労感は初めて経験でした。

その頃、周囲のランナーも同じような状態で一生懸命走っていました。
それを見て「一緒に走っている」と心強く感じることができたのも、初めての経験でした。

それでもあれこれ工夫をしながら走った結果、なんとか競技場にたどり着きました。
あと一周、競技場のトラックを走ればゴール。

その時、右脚ふくらはぎがグッと攣りかけました。
「こんなところで止まれない!」となんとか攣るのを回避し、慎重に走りました。

するとゴール100mほど手前で今度は左脚ふくらはぎが同様に攣りかけました。
ここまで来れば意地です!これもまた攣るのを回避し、極力ふくらはぎを使わない方法で走りました。

そして見えたタイムの表示板に「1:56:○○」の表示。
「もしや2時間切れるのでは?」とワクワクしながらも、もうペースは上げられず…。
ゆるゆると、しかし止まらずにゴールすることができました。

走ることに関しては、やはり個人競技ですが…
同じ距離と平坦ではないコースを走り、恐らくみんな完走したいと思っていて、
苦しい経験を共有していると、前を走るランナーやすれ違うランナーを仲間のように感じられました。

また沿道で応援している人を見ると、恋人や家族、友達の温かさが伝わって来ました。
レース終盤は最後までもつのか?というほどの疲労感と、距離以上の遠さを感じましたが
それもまた、自分の限界やそんな時どんな気持ちになるのかを知ることができて嬉しかったです。

終始新しい雰囲気を感じられたことが何より楽しかったです。
無理のない距離で、マラソンに参加してみてはいかがでしょうか。

昨日は「楽しかったけれど、もう充分だ」というような思いがありましたが、
人に話したり、このように振り返っていると…違うレースにも参加してみようかという気が少し湧いています。
身体の疲れが癒えたら、新しい目標が見つかったら…。

長々と失礼致しました。

是非お試しください!

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